ワークスタイル変革を促進!2in1タブレット

■魅力たっぷりの2in1タブレット

ここ数年、ノートパソコンと言えば2in1タブレット型を選ぶ方が増えてきました。その理由に圧倒的な軽さ、タッチパネルの使い勝手の良さなどが挙げられるでしょう。通常はノートパソコンとして、訪問先での提案資料としてはタブレット型でと使い分けできるのが大きな特徴です。

そんな2in1の代表格と言えばMicrosoftのSurfacePROシリーズ。大御所MicrosoftだけあってSurfacePROシリーズの使い勝手は悪くありません。悪くはないのですが、やはりネックはLTEモデルが無いこと。常にモバイルルーター持参でパソコンを使うたびにルーターにアクセスさせて・・・。正直面倒です。SurfacePRO3(CPU:Intel Corei5)もLTEが無いために使うたびにこの手順を踏む必要がありました。かといってLTE搭載のSurface3(CPU:Intel Atom)にスペックダウンするのもハイスペック思考の方には、スペック的問題で無理。

そこご提案させて頂くのが…

■HP Elite x2 1012 G1

内容的にはSurfacePROと遜色のない内容となっており納得のスペック。そこにSIMスロット(LTE対応)を搭載しているので話題の格安SIMでの運用が可能となっています。

■ネットに繋がらない?LTEで問題解決

自分のせいだという自覚はあるんですがルーターのバッテリー切れだったりルーター落下による機器故障だったりオフィスに忘れたり。(外出10回につき3回はバッテリー切れかデスクに置き忘れですけどね)なのでスマホテザリングすること多数ですよね。

オフィスや自宅ならともかく、出先や客先でモバイルルーターのトラブルは致命的。忘れるなんて言語道断。でもLTE搭載なら困ることもありません。

私が気に入った点はいくつかあるのですが、薄さ、軽さ、LTE通信機能、Wacom AESペンの書き心地などなど。

■まずはその薄さ軽さ外観について

本体サイズはメーカー公表値で300mm×213.5mm×8.05mm(キーボード装着時:300mm×213.5mm×13.45mm)

HP Elite x2 1012 G1 公式スペック表(PDF)

とりあえず本体の厚みを大雑把に8mmとして考えますが、ほぼ一般的なスマホ並みなんです。(iPhone7で7.1mm)凡人の私が持った感じでも私のパソコンSurfacePro3よりは薄いと感じました。(SurafacePro3は9.1mmなので約1mmほど薄い)

薄いから強度が心配と思った方、アルミ削りだしのユニボディなので手に取った感じはとても丈夫そう。かっこいいレビュー風に言うなら「堅牢」とでも言うのでしょうか。液晶画面のガラスにしてもGorillaGlass4で従来製品の倍の強度を確保してるので保護フィルムなどは要らなそう。これなら専用キーボードで覆ってしまえばボディー剛性と相まって裸のままカバンに入れて持ち歩いて常用可能ですね。

メーカーサイトでよく確認してみると何やら50,000項目試験と米軍の体制試験をクリアしているほどの強度なんだとか。

※米軍調達基準(MIL STD 810 G) テストをクリア済み

普通のUSB(USB3.0)とタイプC(AppleMacBookPROなどで有名になったUSB Type-C)を各1ポート搭載しているのでマウスを使いながら外部ストレージを使いたいときなど差し換えて使わなくていいのは非常にありがたいです。

画面サイズはパーソナルユースでちょうどいい12インチ。解像度も大きすぎず小さすぎずのWUXGA+(1920×1280)。実はコレ、非常に重要なんですね。高解像度型モニタ重視の私でもSurfaceProの解像度はNGを出したくなります。

そして意外と便利だったのがキックスタンド。

Surfaceの板と違って棒なのでひっかけたり手をとおしたり握ったりとよく考えられていると思います。板(しかも薄い)と握りにくいので不安もありますが棒はつかみどころのある良いアイデアだと思いました。

■スピーカについて

音楽を聴きながら作業をする私としてはどうしても譲れないものがスピーカー。モバイル環境ではbluetoothなどの外部ヘッドフォンでいいかもしれませんが、自宅にいるときやプライベート空間にいるとき位は煩わしいヘッドフォンなんて付けたくありません。そこで本体内蔵のスピーカーの性能ということになるのですが・・・。まさかバング&オルフセンを搭載しているとは思いませんでした。
※バング&オルフセンはデンマークのちょっとお高めなオーディオメーカー

高音域の伸びやら低音の響きやらと専門的なことはプロのレビュー記事を見てもらうとして、私の体感で言うととにかく「音がクリア」邪魔なサーとかジジジという音も聞こえませんし、操作音(操作時の振動によって起きる音の共鳴のようなもの)も聞こえません。音楽を聴いていても動画を見ていても不快じゃないのはいいですね。私はよくAmazonPrimeを視聴するのでこれだけでも買う価値があると思いました。

■原点回帰、やっぱり手書き


イラストを描く、写真や動画を編集する、執筆する。これらはクリエイターにとって飯の種。つまり必須要件なんです。例えていうならご飯を食べるのに箸が無いのと一緒。私の中で最強なツールが紙とペンなんですけれど、タブレット+ペンで欠点なのがあの遅延。これだけで紙に書いている感覚とは程遠くなるはずなのですが、この機種はほぼ満足のいく結果になりました。

このHP Elite x2 1012 G1には高性能な2048階調を感知する摩擦調整可能なペンが標準装備。もちろんプロ用お絵かきソフト「CLIP STUDIO PAINT」の動作もOKです。

■バックライトキーボード

暗闇で作業する人は少ないと思いますが、結構便利なのがキーボードのバックライト機能。

これだと視認性が上がるから暗闇でも打ち間違いを軽減できます。キーストロークは余裕の1.5mm。小さくて狭くて打ちにくいなんて言うこともありません。一部の人が望んでいるであろうテンキーですが、残念ながら搭載しておりません。付けたとしてもサイズ的にキーが打ちにくくなるだけなのでこれはこれでOKだと思いますよ。

■LTEモデルもラインアップ

このHP Elite x2 1012は通常のWiFiモデルの他、LTEモデルがあります。もちろんご利用環境に応じてお好きな方を選べばよいのですが、格安SIMが普及した現在ではLTEモデルを選択するのは間違いではないはず。

ちょっとだけ細かいことを言うならLTEモデルは二種類のモデルがあります。俗にいうAU版とDocomo版です。といってもSIMロックとかそういった括りではなく、搭載されているWWANモジュールが違うのでこれは単なる対応バンドの違い。一般的に言われる800MhzLTEはバンド19ですが、これに対応しているのがDocomoモデル、バンド18に対応しているのがAuモデルとなります。※詳細は下記表を参照

800Mhz帯1.5Ghz帯2.0Ghz帯
バンド18 バンド19 バンド11 バンド21 バンド1
Au系SIM
Docomo系SIM

※KDDIモデルは3G(EV-DO)800MHz帯、2.0GHz帯をサポートします
※NTTドコモモデルは3G(W-CDMA)バンド1(1)、バンドV(5)、バンドVI(6)、バンドXIX(19)をサポートします

格安SIMもAuとDocomoどちらも出しているのでお好きな方を選べばよいと思います。

今回はdocomoモデルをお借りしていたので偶然にも私のIIJmioのDプランSIMが使えました。ドコモ系SIMのため、HPで用意されるAPN設定ツールを使いAPN(アクセスポイント情報)を設定しましたが初期設定も特に難しいこともなくあっけなく完了。通信速度は回線に依存するのでここでは割愛しますが非常に快適でした。

■バッテリーの持ち

公証値10時間のバッテリー駆動。公証値では色々使えないレベルでの計測というのが常識なので実際には2/3程度と見れば良いかもしれません。それでも6時間~7時間程度は使えるのでどうしてもという方以外は電源の持参は不要かと思います。

■総評

ベンチマーク云々のお話はしても仕方ないので言いません。ですがフォトショップやイラストレーターの動作はメモリやSSDに助けられていると感じました。一枚で30Mのような作品の編集では処理が一拍かかる感じは否めません。また、わかってたことですがPremierのような動画編集は処理重いですね。とは言ってもFHD/60FPSで10分程度の動画編集ならこれでもOKでしょう。

Core i5ではなくあくまでもモバイルに特化したCore m5(ラインナップではm3/m5/m7とありますが今回のレビュー機はm5モデル)なので長編動画の作成はお勧めしません。体感的にはSurfaceのような使い心地でmacbookのようなスペックでした。もちろんクリエイターでこれ一台でマルチに使いこなす人は皆無だろうし、通常はデスクトップ、出先はこの機種として考えるとSIMが利用できるこの製品の選択肢は間違っていないと思います。

Windows10なのでシステム起動も早いしAtomと違って比較的余裕はあるし、通常のビジネスユース(エクセルなどのオフィス製品)なら困らないレベルのクオリティー。唯一もったいないと思ったのが知名度の低さでしょうか。

この手の製品は後出しじゃんけん有利なので、やはり何かを選べと言われたらHP Elite x2 1012 G1のチョイスは悪くないと思います。

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