サンワサプライ モニターアーム(CR-LA1301 Nシリーズ)レビュー

オフィスのデスクの上はカオスになりがち。
ちょっとした作業でも「場所が無い」なんていうことも。
書類が散乱していたり、キーボードにマウス、中央にはモニタが鎮座していたり。

だったらノートパソコンにすればいいのでは?と思うかもしれませんが、私のようなデザイン系エンジニアの場合、「高性能CPU」「OpenGL対応GPU」「大容量メモリ」の3点が必須となっており、ノートPCでは性能に限界があるため必然的にデスクトップとなってしまうわけです。

私の場合、デザイン原案の作成には iPad Pro を使用しており手書きである程度のレイアウトをイメージして書いていくのですが、デスク廻りが散らかっているとそれもままならないのです。書類などは軽いのでロッカーなどに避難させればよいのですが、一番邪魔なのはキーボードとモニターです。キーボードは重いし仕舞う場所もありません。幸いなことに有線無線両対応なので普段は無線で使用していますが、レスポンスの問題からライティングする際は有線接続となり結局移動できないのです。また、液晶モニタ本体はさほど邪魔にならないのですが、一番邪魔になるのはスタンド部分(モニタ足)です。これのおかげでキーボードと物理的に干渉してしまい奥に追いやることもできません。

そんな悩みを抱えていた私ですが、サンワサプライ様から問題を一気に解決する「サンワサプライ モニターアーム(CR-LA1301WN)」をご提供いただいたので早速レビューしていきます。

開封

今回ご提供いただいたのはホワイトモデルになりますが、ブラックモデルもあるようです。アームはウレタンフォームにしっかりと梱包されています。
最終的に目立たなくなるパーツと言っても市価で1万円を超える製品なのでこのあたりの気配りは非常にありがたいですね。

同梱されるパーツ構成は
ベース部パーツ(クランプまたはグロメットの排他利用)、ベース側アーム、モニタ側アーム、VESAプレート(75mmまたは100mmの排他利用)、VESA穴ねじ×4本、六角レンチ3本 になります。

設置

さすがにデスクに穴をあけて設置することもできませんので今回はクランプ取付としました。
クランプ取り付けした感じでは全くグラグラすることもなくしっかりとロックされています。各稼働ヒンジ部分もしっかりホールドしており、付属の六角レンチを利用して増し締めすれば不安定さは一切ありません。
※写真は重めの24インチのモニタ(IIYAMA ProLite X2377HDS)を利用。

ケーブルの処理も考えられており、アーム本体に内蔵して極力見せないようにしているのも好感が持てます。ただ残念なことに各ヒンジ部分でのケーブル取り回しはユーザー任せのむき出しとなっているため、この辺の改善がされればさらにスタイリッシュになることでしょう。

肝心のベースの設置ですが、マニュアルどおりに設定してしまうとベーストップが張り出してしまうため今回は変則的ですが横位置にて設置しました。そのおかげか正面から見てもすっきりとした印象になり、たとえキーボードを押し込んだとしても足部が邪魔にならなくなりました。

メリット

ガスシリンダーのおかげで重さを感じることなく調整が可能となっています。もう動かさないということであれば六角レンチにて増し締めすることも可能です。

アームにモニタを設置するとまるでモニタが空中に浮いているような感覚になります。モニタ足が無くなったおかげでデスク上で作業スペースが欲しい時は空いた場所にキーボードを収納してデスクを広く活用することが可能に。

また上司や同僚と画面を見ながらの打ち合わせで、普段なら肩越しや真横で「近いっ!」とドキッとすることもありますが、モニターアームを使えばスイベル(モニタの向きや角度を好きなように変えられる)できるのでパーソナルスペースを侵されることもありませんね。

もちろんスイベルだけでなくピポット(画面を90度傾けて縦型配置)も利用可能となります。液晶パネルは広範囲表示可能なIPSパネルが望ましいなどの制約はありますが、エクセルで縦に長い資料を表示したりするには最適ではないででしょうか。

デメリットが無いわけでもない

そんなモニタアームですが、メリットが多いせいかデメリットがあることを忘れがちとなります。
・置き型と違って気軽に設置場所移動させられない。
・設置場所が限られる(クランプできる厚みがあるか、グロメット用の穴が開いているかなど)

大抵の場合はそれほど大きな障害にならないかもしれませんが、ガラス天板デスクを利用しているおしゃれなオフィスだったり、フリーアドレス制で毎回モニタを片付ける必要があったりすると設置できない場合もあります。

使用感

使ってみた感想としては満足のいく結果となりました。
なんと言っても一番うれしいのはデスクの上が広くなったことです。実際にはモニタの足が消えただけですが、私の場合はデスクの奥行きが広がることでキーボード収納場所を確保できて作業効率が向上しました。また、本体内部のケーブルオーガナイズスペースによりごちゃごちゃ感が減って配線がすっきり見えるのがいいですね。

ただ、クランプ器具の正方向がもともと縦長なので場合によってはモニタ足と必要面積が変わらないことになるかもしれません。幸いにして私の場合は横向きに設置したので邪魔になりませんでしたが、一般的にデスクの壁側に設置する場合は正位置での設置になるので縦長では邪魔になりそうです。このあたりはもう少し改善の余地があるかもしれません。

そして今回の使用感(レビュー)で後悔する点がひとつ
自宅のモニターアームはデュアルモニタ仕様でグロメット固定なのですが、残念なことにガス式ではないため本機の便利さを知ってしまった今はすぐにでも買い替えたくなりました。

う~ん、なんと悩ましい……。

こんな人にお勧め

アーム固定式のモデルでは工具なしでは実現が難しかった高さ調整もガス式なら簡単です。簡単に調整できる点とスイベル機能の組み合わせは便利なのでぜひ使っていただきたい機能です。よく打ち合わせをする方、カウンター業務で画面を見せながら商談する方などに体験していただきたいですね。

また、今回はシングルモデルなのでモニタ1枚を設置しましたが、同社ではモニタ2枚で利用できるモデルもあるのでデュアルモニタにしている場合は検討してみることをお勧めします。

製品の導入について

上記内容にて送信しますので、よろしければチェックを入れてください。